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お墓の継承について①

2019年1月30日

こんにちは!
冬らしい寒さが続きます。
暖かくして過ごしてくださいね。

さて、今回は事前相談でもよく質問される、お墓の継承について綴っていきます。

後継ぎがいない、家族が遠いところにいる…といった理由で、
お墓を改葬されたり墓じまいを選択される方が増えています。

そもそも、改葬、墓じまいとは何ぞや…?

改葬とは、今あるお墓を新しくお引越し・建てなおしをすることを指します。
墓じまいとは、お墓を片付けること、と考えてください。
様々な方法があります。

今回は、改葬の大まかな流れを説明します。
まずは、新しい墓地となる場所と新しい墓石を用意します。
新しい墓地の管理者から、使用許可証を受けとり、受け入れ証明書を発行してもらいます。

既存の墓地の管理者に、改葬願を出し、承諾を得ます。
墓地のある市町村役所で、埋葬・埋蔵証明書、改葬許可申請書など、必要書類を受け取ります。
墓地管理者・申請者それぞれが必要書類に記入、押印し、改葬許可申請を行います。

墓地管理者・寺社・石材店と御魂抜きの日時を相談します。
御魂抜きをして遺骨を取り出し、墓石処理・更地にして土地を返還します。

新しい墓地の管理者に必要書類を提出し、お墓の開眼法要・納骨式を行い、改葬完了です!

遺骨を取り出すとき、お骨壺がある場合はお骨壺ごと取り出しますが、中には江戸時代頃から続くお墓を改葬される場合もあります。
そのような場合には、お骨は土に還っている場合がほとんどですので、その場所の土をすくって遺骨の代わりにすることもあります。

改葬にかかる費用は、お墓の規模などによりますので、石材店に見積もりをしてもらいましょう。

備前屋ではお墓に関するご相談も承っておりますので、
気になる方はぜひお問い合わせください。